品種別育て方
チューリップ
(植え付け)
講師:花ごころ研究室 河合秀治
球根を植え付ける時期です。球根は植え付ければ花が見られ、管理が簡単で栽培する方も多い園芸植物です。しかし、中にはちっとも芽が出ないので掘ってみたら中で腐っていた、葉ばかりが茂って花芽が付かなかったなど、なかなかうまくいかない場合もあるようです。 そこで今回は秋植え球根の代表として、チューリップの花を上手に咲かせるコツをご紹介します。
チューリップには多くの系統があります。その系統毎に花が咲く時期が異なるので、植え付ける系統を組み合わせることによって3月下旬から5月上旬まで花を楽しむことができます。また、晩生の品種には花の形が異なったものもがたくさんあります。
極早生種
3月下旬から4月上旬咲き
カフマニアナ
早 生 種
4月上旬から4月中旬咲き
早生八重咲き
中 生 種
4月中旬から4月下旬咲き
ダーウィンハイブリッド
晩 生 種
4月下旬から5月上旬咲き
百合咲き、フリンジ咲き、パーロット
最初に
鉢底土
を2〜3cmほど入れ、その上に土を入れます。用土の過湿を防ぐために、
用土
を入れたプランターを10cmほど持ち上げ、地面に落とします。その時、土が締まりますが、土の量はプランターの縁から2cm程度下に土が留まるようにします。球根を植え付ける時は球根の先が隠れる程度まで穴を掘り、球根を埋めてください。球根が隠れる程度の深さに植えつけることで、根が張ることが出来る土が多くなるようにします。また、球根の向きをそろえると葉の向きがそろい、きれいに見えます。球根を植え付ける間隔は、10cm〜12cmが規準ですが、花を見るだけなら球根の隙間がなくなるほどくっつけてもかまいません。その後、肥料は球根の近くに穴を掘って与えてください。
これは肥料に根が当たって、肥料焼けするのを防ぐためです。球根の元肥の量は少なめに与えると根の張りが良くなります。また
緩効性の化成肥料
を培養土に混ぜても良いです。定植後はたっぷりと水を与えます。球根が見えるようでしたら土を足して隠してください。 冬は土が乾くので1週間に1度、天気の良い日の午前中にたっぷりと水を与えましょう。
5号鉢
に3球 球根の先が少し出るくらいに浅く植える
(元肥を使用すると発根に合わせて養分を吸収でき、根付きも良く、生長が早い)
球根を植え付ける前に花壇の準備をしましょう。準備は土が良く乾いているのを見計らい、良く晴れた日に行います。最初に、見苦しくなった花苗や草を根っこごと抜き取ります。残った根や枯れた葉は出来るだけ拾います。
スコップ
などで土を掘り返して柔らかくします。このとき土の量が少なくなっていたら土の量を増やしておきます。一度プランターなどで使った土を利用しても良いでしょう。その上から
バーク堆肥
(60〜120kg/坪程度)、適量の
肥料
を均一にまき、その上から
苦土石灰
をうっすらとまきます。すべてまき終わったらスコップなどで土の塊を崩しながら土とバーク堆肥を混ぜ合わせて耕します。土の表面を平らにならしておくと花壇の中に水溜りが出来ず、球根の根張りが良くなります。歩くところより10センチぐらい高くなっていた方が球根の腐りが防げます。植え付けるのは球根の3倍程度の深さが基本です。その後の管理はプランターと同じです。
移植ゴテ
あまり早くから植えすぎると、本格的な冬が来る前に地上に芽が出て寒さで傷むことがあります。その場合、わらや
バーク堆肥
などで土の上を覆ってマルチングをすると良いでしょう。また、冬の乾燥には気を付けて冬でも時々潅水して下さい。
球根は寒い時期に肥料分を良く吸収するので12〜2月の間までの
寒肥
を元肥と同じ要領で与えてください。また、春に芽が延びだす前に
化成肥料
か
液体の肥料
を与えます。これを芽出し肥と言います。この肥料の有無で花の大きさが変わってきます。肥料は少ない量を何回かに分けて与えるのがコツです。
花壇の増し土やプランター用の土として適した培養土です。有機質を50%以上含みます。また、ロックウールの配合により水捌けみずもちが良く根に負担がかからづ、すくすく育ちます。リン酸分を多く含むので花付がよくなる効果があります。海藻成分の配合により植物の根張りを良くし葉の色を青々とさせ植物を強く育てます。配合特許
・
発酵処理された有機質を配合しました。冬場の肥効が良く
寒肥
として適しています。
・
アミノ酸を含むので葉の色や花の色を良くします。
・
有機質なので土の団粒化を促進します。
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