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  山野草を植えよう
講師:花ごころ研究室 河合秀治

開花後、夏咲きの山野草の施肥は控えます。強い日差しに弱い種類が多いので、直射日光の当たらない木陰や軒の下に置きます。雨に当てるのもあまり好ましくありません。
山野草は毎年植え替えるのが原則で、9月の下旬頃から11月、あるいは3月から4月に植替えを行います。
用土は粒状の水はけが良いものを利用しましょう。もし微塵が混ざっているようでしたら、ふるいをかけて取り除いてから使用します。

植え替えと同時に株分けも行います。しかし、あまり小さな株にすると花付きが悪くなるので3芽程度付けて分けます。
また、古い根は1/2から2/3程度切り取り、根の更新を行いましょう。
また、大きな鉢に植替えると育ちすぎて風情がなくなります。少し小さめの鉢で植え付けると良いでしょう。

ワンポイントアドバイス
山野草は、ペチュニアなど良く繁った枝に多くの花を咲かせる花壇苗とは違い、すらっと伸びた枝に小数の花を咲かせるのに風情があります。そのためにあまり多くの肥料をやらない方が良いでしょう。
しかし、肥料切れすると花が咲かなくなってしまうので植えつけ用土に緩効性の化成肥料を2g/Lほどまぜ、植物の様子をみて液体肥料を与えるようにすると良いでしょう。葉の色が濃くならないように明るい緑色程度が管理の目安です。

用土の説明
山野草の土
・ウチョウランの栽培に適した用土です。
・赤玉土を配合することで湿地性の山野草を栽培することも可能です。
・硬質な粒の原料が配合されているので排水性が長く維持されます。
使い方
もともとウチョウランの栽培に適しするように配合されています。植物のタイプにあわせて単用土を混ぜるといっそう適した土になります。例えば、赤玉土を混ぜてサギソウなどの湿地性の植物向きに、軽石などを配合してコマクサなど乾燥を好む植物向きに調整して利用します。
肥料の説明
元肥そだち
元肥そだちは緩効性の化成肥料です。無臭で清潔です。肥料による障害が少ないので土に混ぜて使用でき、肥料切れを防ぎます。肥料の成分は植物の根から出る根酸によって肥料として根に吸収されるので植物の生長に合った肥料効果が期待できます。また、リン酸分を多く含むので花付きが良くなります。
使い方
もっとも効果的な利用方法は元肥です。植え付ける時に土に混ぜて利用します。山野草なら用土に対して2g/L程度与えます。例えば5Lの土に対しては2g×5L=10gで、ティースプーン山盛り2杯程度です。
有機100倍液
液体の有機質肥料なので化成肥料と違い、茎だけが伸びて倒れやすくなることはありません。
海藻成分が根の発達を助け葉の色を青くします。木酢液を配合しています。
使い方
100倍に薄めて使用します。10Lの水道水にキャップ1杯の液肥を加えて棒等で良くかき混ぜます。
鉢に与えるときは出来るだけ鉢土を乾燥させて、鉢の底から水が流れるぐらいたっぷりと与えます。
山野草なら200倍に薄め、7日から10日ごとに与えます。特に、夏の開花後に与える肥料としては適しています。

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